『僕の両性具有性周期』 カノンチヒロ

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『僕の両性具有症候群』の続編、両性シリーズ2作目です。
無事に恋人同士となり、修学旅行や受験を控える雪野と一宮。
恋人ができて雪野の体にも変化があり、病院の定期健診で主治医から色々と注意を言い渡される。
その時、病院で雪野の生徒手帳を拾った同級生の都月。
雪野の元に届けに来るが、何やら不穏な動きを…。

とりあえず変態一人追加です。
でも大好物なやーつ!
始まって数ページで彼の頭のネジの外れ具合が、ほぼ露見しています。
雪野のドン引き視線も健在です!ひ~凍っちゃう~
ずっと雪野を診てきて、なにやら溺愛している様子の時宗先生。
雪野の「彼氏できちゃいました」報告に激しく動揺します。
ガクガクブルブルです。
もー言葉のセンスが真性の変態!
恋人についての聴取で導き出された一宮への「猿なのか」というジャッジ、鋭い。

愛の力なのか、雪野がどんどん色っぽくなっちゃってて、一宮の雪野ゾッコンにも益々拍車がかかってます。
一宮がキュンってなるたびにプー(笑)ってなってしまう…
雪野がかわいくなると、一宮の下品なところがすぐ手に負えなくなって、えーい!ガバー!ってなるんですけど、その有り余る欲は雪野の男の力で葬られるわけです。
一宮が悶々としすぎて、さらに深くて大きな森に迷い込んでいる(笑)
クラスメイトのゴシップ視線も根強く、ボッチもこじらせています。
バカもひどくなってるから、ずっとノリツッコミしてるし。
こんな人、クラスにいたら怖いですよね。顔にキズあるし。
まあ、でも、彼は雪野しか見えてないし、雪野への愛で溺れ死にそうなくらい幸せそうだから、良し。

今回は悪者的に登場した都月と三上ですが、次のシリーズですったもんだしますので!
三上くん超頑張りますんで!
この二人については次でじっくりと。

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