『乙嫁語り』 森薫

19世紀の中央アジア、カスピ海周辺の地方都市。 20歳のアミルは12歳のカルルクに嫁入りした。 夫婦として暮らし始め、少しずつ惹かれ合う二人。 遊牧民と定住民、地域、民族の事情。 穏やかな日も荒れた日も、二人は手を取り合...