『範馬刃牙』 板垣恵介

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格闘界の怪物たちが激闘の中で「最強」を目指すバキシリーズ!
「グラップラー刃牙」「バキ」に続く本作では、地上最強生物といわれる父・範馬勇次郎との史上最大の親子喧嘩が勃発する!
2億年前からやってきた最強原人の巻き込んで、生誕46億周年記念地球史上最強を決定(きめ)る!!!

言わずと知れた「バキ」シリーズ!
格闘漫画としても、一漫画としても、この漫画でしか味わえないものが満載です。
絵、文字、言葉、強さへの執念、すべてがセンセーショナルです。
絵で好みが分かれるところもあるとは思います。
わたしもごく最初の頃は苦手でしたが、今となってはもうあのタッチじゃないとだめです。
現実を凌駕する強さを、リアルな説明で現実に導いているところが興味深く、しかし現実から抜群に飛びぬけているところが面白く、気持ちいいのです。
強さがすべての価値であり、バロメーター。
範馬勇次郎とか最強過ぎてもうつっこみすらナンセンスです。
世界に核を持つことを意識させる強さ。
「最強」という生き物。
何をやらせても化け物。
なにを隠そう、範馬勇次郎ファンです。
どんなに悪魔じみていようとも。
あと、花山薫…!
あんないい男いたらたまんないんですけど!
ごくごく飲酒するくせに、メロンソーダも飲むみたいなギャップもたまりませんし。
ギャップ萌えです。
でも、他の人物たちも個性がずば抜け過ぎていて、誰を見ていてもおもしろい最強漫画です。

これであなたも範馬刃牙。